2012-11

stone ocean

数日前から左手の甲周りが凄い痛くて、ああこれはミクちゃんが悪いなーと思いつつもなんか毎日チケットもらえるし毎日行ってるので特に治る雰囲気がありません。とりあえずバンテリン買ってきたけどこれで治るんだろうか。親指でボタン固定しながら他の4本で連打する動きが無理なんですよね。指を反らそうとすると激痛が走る。選手生命の危機と言える。



ミクちゃんの話は置いといて。

結局買った「ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム」。

ANOSシリーズの7に当たるみたいです。この前1のリメイク版をやって、文句もあるけど全体的には良作じゃないでしょうかみたいな結論に至ったのでこれも買うことにしました。一応商業流通があるのでamazonとかで普通に買えます。2980円、プレイ時間数時間程度。謎解きにどれぐらい悩むかで増減しますが10時間は掛からなさそうな。

ざっと通した印象は…どうですかね。悪くないもののどうも散らかっててくどいかなーという印象。基本的に1発ネタのゲームなんですけど…詳細はネタバレ反転。プレイしてること前提なので詳細は省く。


「枠組みを変える」仕組みとしてウインドウ弄りがあるわけですけど、これの操作性がどうも悪い。見えてる範囲の上下左右どこに重要なオブジェクトがあるかわからないので上下左右に総当りで伸ばしてみるわけですけど、この「伸ばし」が、一度伸ばすと戻せない+反対側は弄れないというもどかしい仕様。具体的に言うと、右に伸ばしたらもう戻せない+左を伸ばすことはできないみたいな状態になるわけです。もう一度サイズを変更しようと思ったら現在地を移動しないといけない。しかし同じ所には移動できない仕組みであり、従って特定の場所Aの上下左右をくまなく調べるためには

・Aの上と右を調べる
・Bに移動して既読スキップ(エフェクトはスキップできない)
・Aに戻って下と左を調べる

と非常に面倒臭い。そもそも総当りですよねこれ。ANOS1関連のインタビューで総当りを止めてゲーム性をどうこうみたいな記述があった気もするんですが、まぁアレは1の話で7の話じゃないからか。ウインドウの周りで石を回す操作のやり辛さ(ウインドウに石が引っ掛かる)も大概だと思いましたが、石で総当りする場面は最序盤以外あんまり無いのでそこまで気にならず。

あとそもそもの問題として、画面外オブジェクト・ウインドウ弄り・サブウインドウとの位置関係みたいなネタ、1度目は面白いんだけど別に2回も3回も見たくない。数時間のプレイ時間がこれらの繰り返しで過ぎて行くので…なんか…もう良いよみたいな気分になっていきます。あとここに記憶管理とか選択肢も含む。記憶管理もあんまり好きじゃないんですよね。詳細はANOS1の方の話読んでもらえればわかりますが、別に無理して変なシステム入れなくても良いんじゃないかなっていう。

話については思いっきり途中で終わったので次回作に期待みたいな雑な感想で。なんでしょうね。ここからメタ的な話を入れてバリバリ行くのかと思ったら終わりであれれーみたいな印象です。

まぁなんか実験作みたいなノリで作ったらしいので実験はできてると思いますが、次回作が出るとしてもこのネタで延々続けるのって言われると…うーん…どうですかね。少なくとも1本持ててないと思う。途中で飽きた。せめて最後に初見の大技入れて欲しかった感ある。フルスクリーンとかその手の。


そんな感じでした。悪いかっていうと悪くないんですけど、世間では有名なメーカーのウン年ぶり新作!とか構えてると肩透かしかもしれませんね。細かいところ凝ってるが故に余計アラが見える…ってANOS1と同じ事言ってますが。ふらっと立ち寄った島中サークルが1000円ぐらいで売ってたら大喜びする。
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人間活動2012

戦国もMOもバージョンアップがあってから1ヶ月ぐらい狂ったようにやるとしばらくはペース落としても良い気がするなーということでミクちゃんだけが残りましたこんばんは。

残4の苦しみ


苦しい…このゲーム苦しいマジで…

難易度下の方からクリアマーク付ける活動をプレイ開始してから73日間欠かすこと無く継続してきましたが、残り4曲まで来て余りの苦しさに泣きそう。もう腕が痛いんですよ。あと指先もなんか痛い。心も痛い。何故人は苦しまねばならぬ。人は。

音ゲーというジャンル自体ほとんど初めてということもあり上達の余地は無限にあるんですが、流石に2ヶ月続けると苦しい日もあるなーとかそんな感じ。なんでそんな苦労して埋めてんのとか多方面から言われますけど、もうなんか楽しいとか楽しくないとかじゃなくて埋めることが大事だし。そういうのあるでしょ?

とりあえず残4曲はイヤイヤ星人サイハテぽっぴっぽー・激唱となんか妥当な感じです。
嫌なものを最後まで食べないタイプなんだな結局。いやあんまり難しいのやっても身につかないので徐々に難易度上げていくのは正しいんですけど、このレベル帯の中でも苦手なパターンばっかり残って昼休みまで給食食べてる可哀想な子みたいになってますね。

もうあとはミクちゃん可愛いなーとか自己暗示を掛けつつ完走するだけかと思います。そういうごまかしって凄い大事だし、最後まで精神力が持つかどうかってそういう部分で決まるんですよね。完走したらどうするんだろうな。何事も無かったかの様に下からexcellent評価埋めてくかもしれない。そして次はperfect評価を。俺たちはこの長い長いミクちゃん坂を登りはじめたばかりだからよ…(完)



そんな感じでやっぱり音ゲーとか話すこと無いな回でした。もうなんか叩けてるか叩けてないかだけですからね音ゲー。実力のみが全てを語るモヒカンワールドですよ。

来週ぐらいにはバイオ6が終わるんじゃないかと思うのでその辺の話です多分。MOの話とか面倒になって飛ばしたのでこのまま埋もれていく公算が大きい。

Progenitus

1ヶ月ぐらいMOと戦国とミクちゃんだけやって過ごしてましたが、MOは20回ぐらいドラフトやったし今シーズンはそろそろ良いかなみたいなテンションで、戦国は負けすぎてやる気が失せたテンションで、ミクちゃんだけが生き残ってあと7曲ぐらいでextreme全曲クリアです。9月頭から毎日通ってるからな。いやなんか毎日1回アイテムがもらえるんですよ。そういうのあるよな。



そんな感じで、突然別のゲーム。MOのまとめとかはそのうちやる。


あの、素晴らしい  をもう一度/再装版


ノベル。今更ANOSかよって感じではありますがなんか新作も出るらしいので。新作が出るみたいですねーANOS知らないけどみたいな話をしてたら人に勧められたのでなんとなく着手して数時間で終了。手軽なボリュームです。これはリメイク版ですが、元のゲームは結構な昔で、この界隈においては古典と言って差し支えないものの1つみたいで、数時間でそういう教養が付くなら悪くないかな?みたいなノリ。

面白いは面白かったです。どう面白いかを説明するとネタバレになるので、という文言が既にネタバレだよ死ねってのはよく言われることですが、仕組みが割れただけでアウトになるような話でもないのでその点安心です。あーなるほどなぁって感じ。システムとストーリーが上手く結合してると思う。こういうのを大昔の段階で出せたなら古典として語り継がれるのも納得感。


以下はちょっとネタバレ要素を含んでくるかも。
(やってないとわからない話でもあります)


文句がある点もやっぱりシステム周りで、どうもこの「単語単位で記憶を引っ張る」という仕組みがイマイチ。元々の版は普通に選択肢だけで同じ事をやってたらしいんですが、プレイヤーに考えさせるみたいな目的で単語にした模様。その狙い自体は成功してるんですけど、かなりガチ寄りな推理ゲーみたいな雰囲気になってて、それゆえに細かい粗が目立ちます。

元々記憶をセットするという概念が「本来経験していないことから得られた知識を何故か持っている」状態にする仕組みだったはずなのに、既に今の世界で持ってるはずの記憶をセットしないと話が進まなかったり。剣問題の犯人探しとか代表例ですね。その世界の情報+そこまでにセットしてた情報だけで間違いなく1人に特定できるのに、その人物の名前をセットしてないと話が進まない。知識を引っ張る仕組みに何故か選択肢を選ぶみたいな役割まで与えられてて、それ故に推理を組み立てる上でどうも信用出来ない感じになる。ネタはわかってるのにフラグが割り当たってる単語がわからなくて進めないとかどうなんでしょうね。しかも単語の意味だと1つに絞り込めないっていう。そういうのゲーム性とか言われても困る。

あとは話の分岐でしょうか。リトに記憶障害のことを話すか話さないかで、どう考えてもそれと関係無さそうな事象の発生が変わる謎。バタフライ効果とか言う奴か。これもルート総当りの原因になって微妙。

みたいな細かい文句をグズグズ出したくなってしまうのが単語システムの一番の問題だったかと思います。ガチ推理ゲーにするとなると細かい所が足りない。それなら選択肢総当りで、「別世界線の記憶を持っている」アイデアだけを活かした話にしたら良かったのにみたいな感想に終わります。それが初期版なんだろうな多分。


まぁ全体的には面白い部類だったかと思います。ヒロインの子も凄い可愛いですし。
3000円と数時間で、ノベルゲー界隈の教養も付いてくるのでやっといて損はないかと。

新作は…どうしますかね。
体験版はやりましたが、ネタはともかくとして操作性が若干きつい雰囲気。

まさかの解禁

予定通りの楽園ファンクラブ。第10号、4年目突入だそうです。


○~までの日曜日 (中村明日美子)
おっさんチームと若人チーム合流。極めて順調な展開じゃないかと思います。若人チームの微笑ましいのと並行でおっさんチームの話も入れてってくれると嬉しいなー感ありますがどうですかね。おっさん側は今回で落ち着いた感もあるのであんま出てこなくなる気もしますが。

なんかこの話も結構長いこと続いてて、女の子を巡っておっさんの家庭が若干揺れてたみたいな時期もあった気がしますが前のこと過ぎてあんまり覚えてない。そろそろ単行本出ないかなーとか言ってたら出るみたいで、2012年1月末に「鉄道少女漫画2」発売とか。2?1の存在自体初めて知ったのでなんかのついでに回収します。


○お前は俺を殺す気か (シギサワカヤ)
引き続き、目つき悪い双子の話。なんかこのシリーズ始まって以降ギャグパートのノリが若干アレな時がありますがまぁ概ね平常運転な感じ。双子ってこともあって高速で読んでるとどっちがどっちかわからなくなったりするので、バックナンバー辺りからゆっくり読み返したい気分ではありますね。もう3話目ぐらいかこれも。


○こうかん法則 (宇仁田ゆみ)
短編。スワップもの。適当言い過ぎた…いや割と合ってるか。ダブルデートしたらそれぞれの相手を取られて残ったもの同士どうしましょうかみたいな感じの。ぶっ飛んだ展開も無いですが、安定して面白い丸い話じゃないかと思います。

やっぱりテーマを決めて数十ページでまとめる短編が好きですね。この人に限らず。


○spotted flower (木尾士目)
先月のげんしけんがとんでもない流れで(今月分は未読)、しかも公式サイトに「旧友来る」とか予告されてたのでドキドキものな内容だったんですが、女側の友人が来てガールズトークという割と肩透かしな感じの展開。内容も…内容……まぁ…現時点で読んでない人は今後も読まないと思うし、読みたい人はもう読んでると思うので詳細な言及は避けようかと思います。まぁあざとい内容だわな。期待してたのとは全然違う方向に。

あとは髪染めて絶妙になんとも言えないラインを保つやり口は本当アレだなーとか。アレだなー。


○健啖家・最後の晩餐 (沙村広明)
SF…SFや!筒井康隆の短編で、腸捻転とかした結果腸にメビウスの帯とかクラインの壺的な空間が出来て大便が亜空間に転送、なんかのきっかけで山盛りの大便が戻ってくるって話を思い出してそういうオチかと身構えて居たら流石にそんなことはなく楽園的な程々に色気のあるオチでした。色気?

火事の下りが唐突で若干どうかなーと思いましたがラスト2コマで追加オチを付けてきたのでまぁまぁ満足。つーか初期に乗ったサンマの話が完成度高すぎて何読んでも今ひとつピンと来ないんですよね。サンマと竹取物語だけ抜けて完成度高いと思うんだけどどうか。


○彼女達の最終定理 (大月悠祐子)
2本立て。なんか俺の中でエロ枠扱いになりつつある。この微妙なラインの表現+絵柄で毎度毎度最終兵器彼女の濡れ場思い出しますね。そういう話は別に良いですね。

話は…どうだろうな話。1本目の話のラスト6Pの展開とか相当謎だし、え、どうしてそうなった的な印象強いです。そこまでの展開は割と好き。2本目はエロだな。確実にエロ枠。


○あまあま (志摩時緒)
先生若いなー…先生モノ。追加キャラでネタ出す方式はあんまり好きじゃないですが、いつまでも2人でイチャコラさせとくわけにもいかないので、いかないか?別にそれでも良くね?いや多分駄目なのでちょっと変化球です。あと1回ぐらいは出しても良いかなーと思うけどレギュラーキャラみたいになって欲しくはない。たまーにゲストキャラとして出てくるぐらいで。こういう人こそ色恋が絡むとキチガイになっていくみたいな展開も悪くはないですがそれはあまあまに求められてる仕事じゃないので、シギサワカヤとかに任せましょう。

そんな感じで若人のイチャコラは控えめな回でした。まぁたまにはな。



以上。ここ数回は「日曜日」か「14歳の恋」が掲載順的にもトップ張ってますね。
やっぱ人気あるんでしょう。日曜日は最初普通でしたが後から凄い伸びてきて焦る。
14歳は今回は解決編みたいなノリだったので特に感想なし。まぁまぁでした。

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tori
大阪在住ゲーム系20代半ば。
あと同人誌とかその辺

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