2023-11

Twisted Experiment

ラブちゅっちゅ!と言いたい所ですが、あと1週間ぐらいで終わる気もするので来週で。
(リンク先、激烈に音出るので注意)

据え置き機のファンディスクとか1ヶ月ぐらいかけないと完走できないだろうなーってことで今週はファーストインプレッションのみの予定だったんですけど。なんだかんだダラダラやってたら土日で半分ぐらい終わったので多分いける。すぐ終わるなら終わってからの方が良いよねってことで。



ということでハートオブクラウンの話。
前にちらっと触れてた同人非電源ゲーです。ドミニオン亜種。


ドミニオンと違う所として

・場から買えるアクションカードが固定ではなく、共有山札からランダムにめくれる
・得点カードは山札から除外して初めて得点になる。除外行動と買い物は1ターンに片方のみ
・MTGで言うヴァンガードルール。「プリンセス」を取ることで、特殊能力が使えるようになる。この「プリンセス」を王位に就けるのが目的という設定なので、一度取ったらゲーム終了まで変更不可。取らないと得点カードの除外もできず、当然勝利条件も満たせない

他にも細々ありますが、まぁ公式のpdfマニュアル適当に読んだら良いと思います。アクションの山がランダムなのは最近の主流なんですかね?まぁ10枚ずつの山組み立てるのクソめんどいので良いのではないかと。


とりあえずマニュアルに従って「初心者導入セット」の組合せでアクションカード山を作ってプレイ…したのは良いんですけど第一印象がマジヤバいというか大丈夫かこのゲーム感漂う感じで散々。大丈夫かポイントを列挙していくと

×要求する机の広さがヤバい。ドミニオンも大概アレだけど。山札数はドミニオンより若干減ってるものの、各自の前にプリンセスと直轄地(面倒だからマニュアル参照)、加えてそこに展開されるキープカードと除外得点カードのせいで机狭すぎてストレスでマッハ。あと、いわゆる「アクション+1」の表現をカードの周りについた矢印を連結させることで行ってるが、その工夫も机狭すぎていまいち生きず。というか矢印通りに並べると机から溢れるので結局脳内でアクション数覚えることになる。

×ランダム山がダルい。5枚*10種+特殊カード2枚という構成の山から8種類を場に出した状態にするルールなんですが、8枚じゃなくて8種類ってのがポイント。同じカードがあればそれは1つにまとめられます。10種しかない山から8枚めくるってのが同じのめくれまくりでダルいことこの上無い。レアカードもすぐ出る。というか序盤から出て、「買えないカード」枠として場を圧迫する。

マジそんな感じで2回目は無いですねってお開きになりかけましたが、もう1回ぐらいやっとこうかと言う深夜テンションで若干の変更を加えて続行。とりあえず5枚*10種の山札がすぐ切れる上補充がダルいので、セットに入ってる全カードを投入して3倍ぐらいの厚さに。ただし、明らかに弱い/強いカードと呪い関連は一旦抜いて実際は2倍強の厚さ。

これでやってみると大分マシ…というか初回はゲームの意味がいまいちわかってなかった部分もあって結構良い感じに。良い感じポイントとして

○最初はダルいだけだった得点の除外が意外と戦略的。買い物と同時に出来ないため「アクションを使いつつ、出てきた金を買い物以外の用途に使い、得点をリムーブするターンを作る」みたいな戦略が必要になる。あと、マイナス得点カードをリムーブして得点マイナスと引き替えにデッキ圧縮するかどうかとか

○ヴァンガードのバランスが良い。6枚もヴァンガードあると大抵2~3枚はクズ過ぎるカードになりがちな所、6枚のどれ使っても意外と勝ち筋がある。圧倒的に強い1枚目が無いのが好印象。微妙に強い3枚目はあるんだけど。「3枚目が強い」ってのは面白い(4番手が息してないけど気にしない)

得点の除外がキモで、あの呼吸がわからずにドミニオン感覚でやってると凄い冗長でダルいゲームになるんですけど、その辺覚えると各ヴァンガードの役割みたいなものも薄ぼんやり見えてきたりして案外面白い。多分山札枚数が公式通り(5種*10枚)でもゲームになるんじゃないかとは思います。ただ、レアカードの出現率は高すぎる気がする。



なんというか正しく「同人ゲー」だなぁと思いました。入り口凄い狭いけど、意味がわかれば偏った感じの面白さがある辺とか。バランス的にはアクション山札枚数の内容を総枚数込みで微調整すれば結構遊べる出来です。

ただまぁ最近評判の「アセンション」とかと並べられちゃうと辛いなーというか、アレ凄いよね。MTGに対するデュエルマスターズみたいな完璧感漂う進化してるし。でも同ソ島の隅っこで出てるリソースコントロールSTGとcaveの大復活比べたりしないでしょ?そういうことだよ多分。あと絵ね。東方界隈のスターであるところのFLIPFLOPs先生/ヘルメット先生/葉庭先生等々豪華イラストレーター勢の絵で構築できるドミニオンゲーはハトクラだけ!だけ!


そういう方向性の好き者が4人集まりそうなタイミング狙って今後も卓を立てるかもしれません。稀に。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://notitle74542.blog48.fc2.com/tb.php/1481-ed2fdf3a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

tori
大阪在住ゲーム系20代半ば。
あと同人誌とかその辺

感想、苦情などはコメント欄へ

注意事項とかはこちら

最近の記事

最近のコメント

search

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

RSS

過去ログ

QLOOKアクセス解析